副業で不動産投資は可能?主婦、サラリーマンでもできる方法があった!

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不動産コラム

誰でも副業で不動産投資は可能?

 
(本日のご相談)
こんにちは、現在サラリーマンの身ですが、収入を増やすべく副業で不動産投資したいと思っています。よくサラリーマン大家さんの体験談などが本になって出版されていますが、本当に私にもできるものでしょうか。ちなみに私の年収は500万くらいです。年齢は30台半ばです。副業なので、そんなにガッチリと時間を取ることはできません。できるとしたらどんな方法で、まずは何から勉強したらよいでしょうか。また、失敗しないためにはどうしたらいいでしょうか。
 
 
(回答)
ご相談ありがとうございます。今回は「これから副業で不動産投資したい」という方からのご質問ですね。ご質問内容にもある通り、10年くらい前から、不動産投資の体験談が本屋さんでも所せましと並んでいますね。一定数の売れ行きが読めるので、出版社としても出しやすいのでしょう。しかし、これらの本を鵜呑みにすると結構大変なことになることもありますので要注意です。
 
さて結論から申し上げると、サラリーマンでも副業で不動産賃貸経営を成功させる人は続出しています。もちろん年収や自己資金によって投資規模やかかる時間に差はありますが、うまくやる方法はあります。中には、専業主婦からスタートしてメガ大家に成り上がった方のサクセスストーリーもあります。
 
しかし一方で、うまくいっていない人も一定数いるのは否めない事実です。それでは、成功と失敗を分けた分岐点は一体何なのか?今回はその点を解説します。具体的な投資の方法については稿を改めて解説したいと思います。
 
 

副業で不動産に投資して失敗しないためには?

 
残念ながら失敗してしまった大家さんの多くは「とりあえず物件を買ってしまった人」「いいかどうか分からないけど、とりあえずスタートした人」です。副業で取り組むくらいの規模感であれば、大概のビジネスはとりあえずスタートしてしまった方が良いことが多いものですが、不動産に関してはちょっと違います。後で取り返しがつかない状態になるからです。
 
失敗しないためには、不動産を買う前に、不動産の投資を実践している人から、きちんとリアルな情報を収集して、知識と戦略を持つことが必要です。「見切り発車」は厳禁です。
 
調べればわかりますが、不動産の賃貸経営には特有のリスクがありますし、特有の失敗原因があります。逆に、不動産に投資した場合にしかない特徴(メリット)もあり、それを生かした成功例もあります。
 
これから不動産賃貸経営を始めるあなたには、是非そのリアルな情報を収集する努力を怠らないでほしいものです。それらの情報を持たないまま安易に不動産を買ってしまい、「不動産は思ったより儲からない」と言ってしまうのは、大変残念なことです。
 
以下は、これからサラリーマンが副業で不動産に投資する前に押さえていただきたいポイントを4つにまとめました。(ここでは、不動産への投資を、あえて「不動産賃貸経営」と表現します)
 
 

1 不動産賃貸経営の特徴を理解する

証券投資、先物取引など、他の投資と比較して、不動産賃貸経営にどのような特徴(メリット・デメリットなど)があるのかを理解すること。わざわざ不動産に投資するには、何かメリットが必要ですよね。それが何なのかをきちんと理解してください。決して手軽できる投資ではありません。
 
とはいえ、実は不動産賃貸経営は副業と相性がとてもいいのです。それは時間的な制約が少ないからです。これが数ある副業の中でも、この不動産賃貸経営が副業ネタとして優れているポイントです。サラリーマンの身だと、どうしても仕事が終わった後のアフターファイブで副業しなければなりません。しかし、不動産賃貸経営は、一旦物件を購入して、入居者が決まってしまえば、そんなに多くの作業時間を要しません。
 
 

2 不動産賃貸経営のリスクをコントロールする

不動産賃貸経営にはどのようなリスクがあるかを理解し、それらのリスクをコントロールする対処法を学ぶことです。これを理解していると平常心で経営できるようになります。
 
特に副業だと、本業の仕事をやりながら副業としての不動産賃貸経営がいつまでも頭から離れない状態だと業務に支障がありますよね。その点、きちんとあらかじめ知識を蓄え、リスクを想定していれば、突発的なトラブルが起こっても冷静に対処することが出来ます。これ、副業としてはとても大切なポイントです。
 
そして、不動産賃貸経営のリスクはある程度決まっているので、きちんと勉強すればすぐに覚えられます。後は何か起こったときにサポートしてくれるパートナーを見つけておくこと。これだけで、副業であっても、安心して不動産賃貸経営を続けることが出来るのです。
 

3 失敗事例から学ぶ

他の投資家がどのような失敗をしているかを知り、陥りやすい失敗を回避する術を学ぶことです。特に、失敗談から「失敗しやすい傾向」を読み解くことは非常に重要です。
 
特にセミナーなどに行くと、周りには副業で不動産賃貸経営をスタートさせた方も大勢いるはずです。その方々から色々な情報を収集することはとても有意義です。
 
副業の場合でよくある失敗といえば、職場バレ関係、時間のやりくり、遠隔地の物件のコントロール、などでしょうか。この辺は情報収集しておくと、後で思わぬ時に役に立つこともあります。
 
 

4 成功事例から学ぶ

失敗と同じように、他人の成功から不動産賃貸経営がうまく行くコツ・ポイントを学ぶことです。もちろん、他人の例がすべてあなたに当てはまるわけではないですが、特に様々な工夫を試している先輩大家さんの実例は参考になるはずです。成功している人が、影でどのような努力をしているか知って欲しいと思います。
 
特に、今は専業で大家さんをやっている人も、多くは副業からスタートしています。当時の苦労話などを聞くのも、これから副業で不動産賃貸経営を始めるあなたにとっては、きっと役に立つはずです。
 
 
さて、ここまで4つのポイントをまとめましたが、いかがでしょうか。理解できましたか。
 
初心者の方から相談を受けるといつも思うのは「自分に何が出来るのかを知らない人」が多いということです。どのくらい融資を受けられるのか。どこの銀行が使えるのか。2棟目以降はどんな物件を買うべきか。往々にして、自分のイメージと現実がかけ離れていることがあります。
 
実は不動産への投資には残酷な現実が待っています。お金を持っている人しかできない投資があるからです。ただ、現実を知ることは時に残酷ですが、机上の空論では仕方ありません。是非「自分に合った不動産賃貸経営」を見つけて欲しいものです。
 
あなたが不動産賃貸経営を始める前に、上記の情報を収集し理解しておいてほしいところです。これらを理解するだけでも、あなたが失敗する確率はグンと低くなるでしょう。
 
(質問)
なるほど、不動産賃貸経営に特有のメリット・デメリット、リスクを良く知ること。そして失敗事例や成功事例を良く知ること、ですね。確かに、これらの情報を知ることができれば、失敗する確率はぐっと小さくなる気がします。しかし、こういう情報はどこから得たらよいのでしょうか。インターネットでも広まっているものなのでしょうか。私の周りには不動産賃貸経営を実践している人はほとんどいないので、そのあたりを聞いてみたいです。巷でよくやっているセミナーや、相談会に出るのがよいのでしょうか。主催者が信頼できる人かどうか、どうやって見極めるかも含めて教えていただきたいです。
 
(回答)
なかなか難しいところですね。インターネットの情報収集は手軽で便利ですが、どうしても細かい情報までは知ることはできないかもしれません。一番良いのは、実際に運用に成功している大家さんの話を直接聞くことです。それも出来れば複数から聞くと、不動産賃貸経営を立体的に理解することが出来ます。実は不動産賃貸経営には、いくつかやり方があります。築古木造に投資する人、新築マンションに投資する人、地方の高利回り物件に投資する人、など。大事なのは、その方法を自分が実践できるかどうか、そしてそのメリットデメリットを良く理解したうえでスタートすること。始めてみた後に、「こんなはずじゃなかった」というのはよくある失敗談です。
 
さて、それではどこで経験者と接点を持つか。普通はなかなかお会いできませんが、有名大家さんはよくセミナーやイベントに招かれるので、その大家さんの本を読んだうえで、セミナーに足を運ぶのは一つの方法です。本で読むのとは一味違うリアルな情報を聞くことが出来るかもしれません。ただ、実際、巷で開催されているセミナーも玉石混交なので、偏らず、複数の情報を聞いてみるのが良いのかもしれません。
 
次にセミナー主催者の良し悪しを見分ける方法ですが、その主催者のお客さんが実際に儲かっているかどうか、です。でも、それを知るのは結構難しいかもしれませんね。ですから大事なのは「焦らないこと」。信頼できるかどうか判断でさえも、少し時間が経てば、その業者がまともかどうか、自然にわかってきます。
 
しかし、前のめりのセールスばかりしている企業は、「今しかチャンスはない!」そう錯覚するようなセールスで短期決戦を仕掛けてきますが、現実には「今しかない」ということはそんなに多くありません。その時々で何かしらやり方はあるものです。
 
それよりも、見切り発車で誤った方向性にスタートを切ってしまうと、途端に苦しくなってしまう物です。「今しかない」と錯覚すると、とても痛手を負うことになるかもしれません。多くの失敗大家さんが、「今しかない」で失敗しているのですから。是非注意してください。
 
 
 

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