不動産賃貸業は副業に向いている!そう言い切れるこれだけの理由

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不動産コラム

不動産賃貸業が副業に向いている理由とは?

(今回のご相談)
最近、会社の業績が思わしくなく、夏のボーナスもあまり期待できない状況です。何とか自力で収入アップを目指したいと思い、副業や起業の情報を調べています。中でも不動産投資、不動産賃貸業に興味があります。そこで質問なのですが、他の手段と比べて、不動産賃貸業は副業に向いているのでしょうか。今情報を集めているところなので、教えていただけたらありがたいです。深夜のアルバイトなどはあまりピンとこないのですが、不動産賃貸業でアパートを経営するのであれば、なんとなくイメージができる気がしています。
 
(回答)
ご相談ありがとうございます。世の中には、一口に副業といっても、コンビニの深夜アルバイトや株・FXへの投資、フリマ・ネットオークション販売、不動産賃貸業など、様々な方法・手段があります。それぞれにメリット、デメリットがありますが、副業で大事なのは、ズバリ職場に迷惑をかけないこと。あくまでも本業に支障が出ないことが大前提です。その点、不動産賃貸業は副業としてどうなのでしょうか。ちなみに、本業に支障が出るケースとしては、長時間労働がたたって就業時間中に居眠りをしてしまったり、体調を崩してしまって欠勤したりするケース。あるいは、副業の連絡がしょっちゅう携帯電話にかかってきて、勤務先の業務に集中できないケース、などがあると思います。

もちろん不動産賃貸業も、一定の負担はありますが、他の副業手段に比べると、はるかに本業と両立させやすいと思います。今回はその観点から、不動産賃貸業の特徴について掘り下げて解説したいと思います。
 

本業に支障が出てしまうビジネスの特徴とは

 
まずは副業向きではないビジネスの特徴を整理します。
 

1 会社バレが起こりやすい

世の中まだまだ副業禁止の会社の方が多いと思います。就業規則で副業が禁止されているのに、副業が会社にバレてしまうと、懲戒処分を受ける可能性もありますよね。最悪、職を失うことだってあります。ですから、会社バレしやすいビジネスは気分的にも落ち着かないでしょう。例えば集客などで、ご自身の本名をさらすのは大変危険です。特にFacebookは本名で登録するのが前提なので、Facebookで集客するビジネスなどは特に会社にバレやすい状況にあります。

2 拘束時間が長い

拘束時間が長いビジネスも注意が必要です。本業の仕事が終わった後、副業でも長時間労働を強いられる・・・。結構厳しい環境ですよね。仮に本業の方で残業がなかったとしても、副業で更に拘束されるようだと、心身共に疲れてしまいますね。そうすると、体調不良で欠勤が増えたり、就業時間中にボーっとしたりなど、周囲から見ても「?」な状態が目につくようになります。

3 緊急対応が頻発する

緊急対応が頻発するビジネスは最悪です。緊急対応で現場に駆け付けなければならない事態が発生すると、本業に著しく支障をきたします。たまにであれば、様々な理由を付けて外出することはできるかもしれませんが、これが何度も続くと、職場における信頼関係が崩れてしまいます。

4 瞬間的な判断・対応が求められる

瞬間的な判断が必要となるビジネスも副業向きではありません。例えばFXや株。一旦投資してしまうと相場が気になってしょうがない。そうすると、仕事をしながら、チャート画面やスマホを眺めてしまい、後で上司からきつく叱られてしまうことも多くなるでしょう。あなたの周りにもいらっしゃるかもしれませんね。バレると減給、左遷、クビもあるかもしれません。実際、そんなサラリーマンを何人も知っています。
 
 

不動産賃貸業が副業に向いているポイント

 
さて、以上の観点から不動産賃貸業が副業に向いているポイント改めて見てみましょう。
 

1. 他の副業に比べて禁止されにくい

詳しくは稿を改めますが、不動産賃貸業は、本人が物件を購入する以外にも、相続で物件を取得することも多いことから、勤務先の方で全面的に禁止しにくい背景があります。不動産を持っているから厳しく叱られる、退職させられる、ということはほぼ無いと思います。所得の規模にもよりますが、公務員であってもある程度までは認められます。もちろん、ことさらに自分が物件を持っていることをアピールするのは良くないので、できるだけ副業で不動産賃貸業をやっているという情報は伏せましょう。
 

2. 拘束時間が少ない

不動産賃貸業はアウトソーシングが発達しているので、物件オーナー自身が全く動かなくてもよい状態を作ることが出来ます。経費削減のため、自分で動くことも出来ますが、副業で不動産賃貸業を実践する場合は、できるだけ自分の時間を節約できる体制にしておいた方が良いと思います。
 

3. 緊急対応が必要な場合も外注できる

不動産賃貸業の場合、仮に緊急対応が必要な時があっても、外注先に物件管理を委託していれば、少なくとも一次対応は外注先が対応してくれます。応急処置の後、あなたが然るべく対応すればよいので、職場から抜け出してすぐに対応しなければならない、ということは多くないはずです。この点も副業としてはありがたいところです。
 
 

4. じっくり落ち着いて取り組める

不動産賃貸業で瞬間的な判断を求められるのは買付を入れる時くらいです。それ以外は、比較的よく考えてから決断を下すことが出来ます。例えば本業の勤務時間内に無理やり結論を出さなければいけなくなる、などという事態は不動産賃貸業であれば、そう起こるものではありません。その点も不動産賃貸業が副業向きと言える要素の一つだと思います。
 
 
以上、不動産賃貸業が副業に向いている理由を解説しました。勤務先の会社との間で問題が起こることもありますので、お金の面だけでなく、時間的な面、会社バレの面など副業を選ぶポイントは複数あります。今回お伝えした内容を参考に、是非実践してみてください。さて、今回紹介した特徴以外にも、リターンを予測しやすい、景気や市況の変動に左右されにくい、 投資対象を自分でコントロールできる、など不動産賃貸業特有のメリットもありますが、それらはまた改めて解説します。
 
 

 


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